最近の田中角栄さんブームの本質を理解しなければ。
以下、長いですがどうぞご覧ください。
小沢一郎氏が今、ピンチに立っています。
今日の話は献金の話ではありません。
その小沢一郎氏が若い民主党の議員に言うことばは、とにかくどぶ板のように選挙区をまわれということです。
恐らくそれは、田中角栄氏譲りのやり方だと理解しています。
若い民主党の議員は学歴もあり、若くして国会議員になった人も多くいます。
そうすると、都合のいい人、自分のことで耳障りのいい話をする人たちとの付き合いが多くなります。
それでは、世間を見誤ります。
田中角栄氏は文字通りのしあがった人ですから、自分が普通の人であった時と、偉くなった時の、人の対応が違うことを理解しています。
偉い人にぺこぺこし、下の人に偉そうにする人はたくさんいます。
ですから、選挙区を隅々まで回り色々な人の声を聞くように指導しているのです。
何回も会っていれば気心も知れ、心を開き本当のことを話してくれるからです。
今回の不況で国会議員団があちこち視察に行っていますが、そのことを否定はしません。
しかし、役所がお膳立てをして、会う人を人選し話を聞いても、本当のことが聞けるか疑問です。
もしかしたら、耳障りの良いことを言う人しか選んでいないかもしれないのです。
そういうことが分かっていればいいのですが、実際はどうなんでしょうか。
田中角栄氏は大勢の秘書を使い、色々な人の意見を汲む努力をしました。
そして、それは総理大臣になっても、目白詣でと言われたように様々な人の陳情を受け、自分で話を聞きました。
周りの人間が陳情を減らすように進言してもやめなかったそうです。
本当の話を自分の耳で聞きたかったのだと思います。
そうでないと判断を誤ります。
本当に日本の将来を考え、もっと知恵をしぼり、これだと言う政策が待たれます。
今ならまだ間に合います。
団塊の世代の人達が年金の受給者になるまでが勝負です。
第二第三の田中角栄が現れ、議員立法を出すことを期待しています。
平成の角さんが日本を救うのです。
最近は、本業で「税務調査の事前通知について書いています。」
http://www.kigyoujitsumu.jp/career/self-development/14271/
森大志税理士事務所の新しいホームページはこちら。
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