記事を検索しやすいように目次作成しました。記事目次(←をクリックしてください。) 税理士森大志のマスコミ掲載・執筆・ありがとうございました。

2013年06月30日

歴史は過去から学ぶことのはず「バブルへGO!」

私は、2008年10月22日に、このブログで『過去から学ぶことはできる「バブルへGO!」』という記事を書きました。

その中で、アメリカと中国が徹底的に日本のバブル崩壊を研究していると。

いま、アメリカの金融緩和の縮小が問題になっています。

早期縮小を恐れて、アメリカの株価が暴落したのはご存知の
通りです。

でも、バーナンキFRB議長は、金融緩和の縮小を考えています。

やはり、日本のバブル崩壊の研究をしていますから、実行する
でしょう。

翻って中国はどうでしょうか。

同様に日本のバブル崩壊を研究していたはずなのに、日本の
失敗と同じような動きが表面化しています。

日本では、金融機関の総量規制を逃れるように住専が過剰
融資をしました。

今日の日本経済新聞の記事では、中国の影の銀行のことが
取り上げられています。

高利回りの資産運用商品である理財商品の2013年3月末の
残高が約130兆円で、主に地方政府の不動産、インフラ
投資に流れている。

あれだけ、日本の研究をしていたはずなのに日本のバブル時
と同様の動きです。

歴史は、過去から学ぶことのはずなのに・・・・・・。


以下、参考までに2008年10月22日の記事を掲載いたします。


この「バブルへGO!」は、今年の1月にテレビ放映された映画のタイトルです。

日本は過去においてバブル崩壊を経験しており、失われた10年と言われるほど長きにわたり苦しみました。

いま世界経済は急速に悪化し、それに伴い外需に頼っていた日本経済も同様に悪化しています。

私は、第二次世界大戦の敗戦、バブル崩壊等を乗り越えた日本ですから、今回の危機も乗り越えられると信じています。

ただ、経済は感情で動きますから、将来に対する不安は急速に財布のひもを固くし、経済に影響が出ています。

過去の政策を検証し、同じ間違いをしないようにしなければなりません。

そういう意味で、「バブルでGO!」は、非常に考えさせられる映画でした。

つい半年前まで、景気は悪くないと言っていたのに、いまは景気が悪いと大騒ぎしています。

「悪くなったから何とかしよう」では対策が後手後手になります。
今見ているデータは古いデータだからです。

今問題になっている「減税」も、経済対策として何が一番効果があるのか考えて実施してほしいと思います。

同じお金を、地方振興、産業構造転換に使った方が良いという意見もあります。

冷静に考えましょう!

今年の1月18日に書いた記事ですが、参考になれば幸いです。
(税理士森大志のひとりごと「バブルへGO!」参照)


先日(1月12日)フジテレビ系土曜プレミアムで、映画「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」が放送されました。

日本経済を借金まみれにしたのは、バブル崩壊が原因だとして、タイムマシンに乗り、あの1990年の大蔵省の総量規制を阻止するという話です。

映画では、総量規制を阻止することに成功し経済運営がうまくいく結果になっています。

私も大蔵省の総量規制がバブル崩壊の原因だと思っていますが、それよりもバブルの原因になった過剰流動性を野放しにした責任のほうが重いと思います。

1990年の総量規制は経済政策が後手後手になり、批判が高まったので急激に押さえつけたのです。
不動産業界に対する総量規制は正しいのですが、規制するのが遅すぎたのです。

これが日銀のトラウマになり、現在の低金利政策を是正するため常に金利を上げたがる(徐々に)遠因になっているのです。
(当時はブラックマンデーの株価下落、今回はサブプライムロ−ン問題による株価下落があり、同様に難しいのですが。)

どうしても自由主義経済は過熱しやすいので、政治が主導しコントロールしなければいけないと思っています。

官僚が自ら動くことがないことは、年金問題、薬害問題を見ても明らかです。
ですから、官僚任せでは対策が遅れます。

対策が遅れ批判が高まり急激に押さえつける、これのくり返しなのです。

サラ金規制、信販クレジット規制、食品偽装、薬害、耐震偽装等数え上げたらきりがありません。

その上、首都高速道路料金の距離制導入などただでさえ苦しい中小トラック業界をつぶす気かと思えるようなことを平気で進めようとしています。

距離制は理論的には正しいと思いますが、この時期に導入するかが問題なのです。
正しいことだからと、その政策をいつでも進めていいわけがありません。
その影響も十分考えなければいけないと思うのです。

耐震偽装による建築基準法の改正等の段取りの悪さを見ると政策不況ではないかとさえ思えます。

いまサブプライムローン問題が大きく取り上げられていますが、この問題では非常にがっかりしています。
アメリカは日本のバブル崩壊からは何も学ばなかったのです。

日本のバブル崩壊の失敗を見ていれば、もう少し早く規制(金利を上げる)をしたほうがアメリカ経済にとってよかったと思っています。

そして、私は中国の動きを注視しています。
中国は経済がバブルであると認識しています。
どうやってソフトランディングさせようかと知恵をしぼり、前から日本のバブル崩壊の過程を研究しているのです。

ですから、少しずつ中国元を切り上げているのかも知れません。

映画「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」を見て、私も本当にタイムマシンに乗って、
「バブルへGO!」したくなりました。

実際にはタイムマシンはありませんので、過去に戻ることはできません。

しかし、過去から学ぶことはできるのです。


・・・・・ここまで・・・・・


いま、日本ではアベノミクスが話題になっています。

出口戦略が難しいのですが、日本が日本のバブル崩壊の失敗
から学んだ行動をしなければダメですね。

私は、成功を祈っています。

posted by 森 大志 at 08:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本
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