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2007年10月02日

世の中にうまい話はない

今日の朝日新聞の記事によりますと、健康商品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」が問題になっています。

最近でも、平成電電、近未来通信等数え上げたらきりがありませんが、同様の事件があとを絶ちません。
「100万円を預ければ年利36%」とうたい、約5万人の会員から総額1千億円超を集めたそうです。

こういう事件が起きるたびにいつも思うのですが、なぜだまされるかです。

低金利時代だから、少しでも有利な運用をしたいので出資したという話が多いのです。
よく考えていただくと分かりますが、低金利というのは、資金を借りる場合にも当てはまるのです。

そんな時代に高い配当を約束すること自体おかしいのです。
いま市中では資金がだぶついています。
従って、業績の良い会社には銀行はどんどん貸出しを増やしています。
1000万円借入したいといっても、おたくの会社は5000万円まで貸出しできるので、もっと借りてください、と言われているのです。

まして、エル・アンド・ジー(L&G)が約束した配当の10分の1以下の金利で借りられるのです。
会社を経営している人は、その数パーセントの金利を少しでも節約しようと、銀行と金利交渉しているのです。

平成電電、近未来通信の時も、最初はきちんと配当を払っているのですが、最後に行き詰ったのです。

よく会社経営が苦しいからと、一発逆転を狙って同じようなビジネスに投資して、もっと苦しい結果になることがあります。
経済はハイリスクハイリターンなのです。

世の中にうまい話はないのです。
とくに会社経営が苦しい時ほど、うまい話に乗っていまいがちですので、くれぐれもご注意ください。

そういう時に、顧問先の方々の相談に乗るのも、私たち税理士の仕事だと思っています。
どうぞ遠慮なく相談してください。

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posted by 森 大志 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞雑誌の記事から
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