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2012年04月21日

NTTの賃下げ計画は他人事ではない!

今日の朝日新聞に、NTTの賃下げ計画の記事があった。

NTTグループの主要各社が、来年度から30代半ば以降
の社員の賃下げを計画しているそうだ。

賃下げと聞いて、業績が悪化したからと単純に考えがちだ
が、記事を読むと違っていた。

政府が提出を予定している高年齢者雇用安定法の改正案で
は、65歳までの希望者全員の再雇用が義務付けられる。

それに対応するための賃下げなのだ。

安定した会社経営をするためには、売上に対する人件費は
限られる。

限界があるのだ。

社会保障費の増加に伴い、社会保険料の負担(会社、個人
の)が増える。

それでも足りないので、税の投入もしている。

社会保険料の負担も人件費なので、負担が増えれば給料が
減る。

社会保障費の支出を減らさなければ、社会保険料は増え続
ける。(今はこの流れ)

その場合、社会保険料の負担増は、給料、福利厚生費、通
勤交通費などの人件費の中で調整が行われる。

大企業では、原価低減、経費削減が進むから外注費を減ら
す動きや、工場の海外移転が加速するだろう。

いつもこのブログで書くが、税には担税力と言う言葉があ
る。

負担能力を超えて負担できないのだ。

法人で社会保険に未加入の会社が約11万社と聞いた。

けしからんということで、調査を厳しくするらしい。

未加入のほとんどが、中小零細企業である。

なぜ、約11万社といわれるほど多くの企業が未加入な
のだろううか。

多くの中小企業は赤字である。

負担能力はあるのだろうか。

調査を厳しくすれば、社会保険倒産が増える。

現実には、多くの中小企業が雇用を支えているのに失業
者が増えるかもしれない。

ちょっと目先のきく経営者は、雇用契約から経営委託に
移行している。

社員を独立させているのである。

日本が高度成長の時は、収入も増えるから支出に合わせ
て増税すれば良かったが、いまはどうなのか。

日本の制度が、いまだに高度成長を前提にしているとし
か思えない。

今回のNTTの動きは、これから多くの企業で考えなけ
ればいけないことだろう。

日本の再生のためにみんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

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posted by 森 大志 at 09:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | がんばれ日本
この記事へのコメント
おっしゃられるとうりです。
ただ、この賃下げには旧電々→NTTの際における適切な人員整理を行わなかったことによるツケが今になって効いてきているのも原因なのです。
国鉄→JRのような大胆さが、このような事態を引き起こしているわけです。
現行の50歳再雇用制度は、単なる附箋だったのです。
Posted by 通行人 at 2012年04月22日 12:34
通行人様

コメントありがとうございました。

私は、日本の現状に危機感をもって
います。

パナソニック、ソニー、シャープ
などの巨額な赤字。

国策として進めた液晶ディスプレー
の生産が、うまくいかない。

対処療法的な助成金や税の投入。

成長分野にお金を思い切って投入
しないとダメなのは分かっている
はずなのに。

痛みを伴わない改革はないのに。

考えれば考えるほど心配になります。

通行人さんのように物事の分かる人が
声を上げるしかないのですが。

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 森大志 at 2012年04月22日 15:01
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