新型コロナウイルス感染症に関する数字に実効再生産数があります。
実効再生産数(じっこうさいせいさんすう)とは、1人の感染者が平均して何人に感染させるかを表す指標です。1より大きいと感染が拡大傾向にあり、1より少ないと感染は減少傾向にあることを意味します。
あの西浦京都大教授が、実効再生産数の数値をもとに感染者数の計算をしています。
テレビで私が見たのは、実効再生産数を1.1で計算したものです。
そのグラフを見て、西浦教授の予想が外れたと言ったMCの人がいました。
実際の東京の感染者数が2000人を超えていて、グラフでは2000人以下でした。
このMCの人、実効再生産数を知らないか、意図的に西浦教授の計算がでたらめと言いたかったのでしょうか。
正しくは、東京の実際の感染者数の方が多いのですから、実効再生産数が1.1より多く、より感染が広がっていると説明すべきなのです。
現在の東京の実効再生産数が1.6ですから、いつ感染者数が3000人を超えてもおかしくないのです。
経営者の皆様、何があっても慌てないように対応を考えましょう。
やはり、勉強、勉強ですね。
2021年01月13日
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