新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、様々な業種に影響が出ています。
特に飲食店などのサービス業には大きな影響があります。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがありますが・・・。
路面店の飲食店は、大勢のお客様を集客して成り立っています。
新型コロナウイルス対策の休業要請を受けても家賃などの固定費が高く応じられないと言う声が多いです。
これから飲食業のビジネスモデルが大きく変わるのです。
大勢のお客様を集客するビジネスが難しい時代になれば、必然的に支払える家賃も少なくなります。
そうすると店舗の家賃相場低下⇒店舗所有大家の資金繰り悪化⇒金融機関の返済猶予⇒店舗家賃下落による不動産価格下落⇒金融機関の経営悪化
このような悪循環は日本経済に大きな影響を与えることが考えられるのです。
今年は東京五輪の開催により、今頃は海外からのインバウンド需要が見込まれました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大により需要が吹き飛び大きなダメージを受けています。
もし、東京五輪の開催が危ぶまれれば、巨額の投資の回収ができないことになります。
投資の回収ができなければ、金融機関に対する融資の返済も滞ることになり、金融機関の経営に大きな影響が出るのは避けられません。
ピンチはチャンスとばかりに店舗拡大に動いている経営者がいるようですが、それは今までの延長線上で考えているとしか思えません。
慎重な対応が求められます。
2020年08月06日
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