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2020年07月04日

絶頂の後が危ない・いきなり!ステーキの苦戦

「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスが苦境に立っています。

2020年7月3日、「いきなり!ステーキ」」など114店舗を閉店し、希望退職者を200人募集すると発表しました。

そして、「ペッパーランチ」を投資ファンドに売却するそうです。

ドル箱の「ペッパーランチ」を手放し、背水の陣です。

2013年に始めた「いきなり!ステーキ」が、絶好調で一時は飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

急激に店舗数を増やし、18年末には389店まで拡大したのです。

既存店売上高は18年4月から26ヶ月連続で前年同月を下回っています。

売り上げ低迷の理由が、「既存店の近隣に出店したことで商圏が重なり、客を奪い合った。立ち食いスタイルも徐々に飽きられた。」と言われています。

もっともらしい理由ですが、現実は経営の失敗です。

「いきなり!ステーキ」があまりに順調だったため、自信が過信となって経営判断を誤ったのです。

きちんと商圏の調査をすれば、商圏が重なることはありません。

ブームを実力と判断し、需要を読み違えました。

また、ビジネスモデルは「立ち食いスタイルでお客の回転率を高めることにより高原価の肉を安く提供できる」というものです。

店舗数が少ない時は誰も文句は言いませんでしたが、店舗数が増えるに従い椅子がないと嫌だという客が増え、妥協して椅子席を導入したのです。

18年5月には「国産牛サーロインステーキ」等を1グラム当たり1円値上げしたのです。

この時点で、ビジネスモデルが成り立たないばかりか、自ら壊したのです。

業績の良い時は、経営者は強気強気です。

そして、人の話を聞かず経営危機になるのです。

絶頂の後が危ない・いきなり!ステーキの苦戦は、予想できたのです。

リーマンショックを経験した経営者は、強気の中にも慎重です。

やはり、勉強、勉強ですね。



posted by 森 大志 at 15:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新しい日本のために
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