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2008年06月18日

温泉旅館の再生「うわべだけ真似をしてもだめです」

地方の経済発展のために工場誘致をするのはもちろんですが、工場誘致のできない地方においては、観光を一つの目玉として観光客の誘致に取り組む必要があると思います。

過去には、いわゆるリゾート法に乗って日本中に画一的な同じような施設が氾濫し、今だに第三セクターなどの重荷になっています。

そのような失敗例は別として、産業の乏しい地域においては温泉旅館が町の核になって多くの観光客を呼んでいる所も多くあります。

また、温泉地全体が不況にあえいでいる所もあります。

神からの恵みである「温泉」を活かし、苦境にある「温泉旅館」の再生を、実際に自分が経験したことを基に考えたいと思います。

第一回は「うわべだけ真似をしてもだめです!」

関東の古い温泉地に行ったときの話です。

インターネットで温泉旅館を探していて、今まで行ったことのない有名な温泉地の旅館に予約をして、一泊二日で出かけました。

その宿は、平日2名利用で1万円から1万2千円で休前日は1万5750円がメインの宿ですが、それとは別に「ちょっと贅沢カップルプラン」というのがあったので、そちらを選択しました。

料金は休前日利用で1万7850円で、「お二人で上質な時をお過ごしいただくための特別プランです。貸切露天風呂でリラックスした後、薫り高いコーヒーを召し上がりください。チェックアウトも11時です。」という内容です。

この宿でお薦めのプランを選択したので、楽しみにして行きました。

実際に経験した私の感想は次の通りです。

まず、部屋に通されて仲居さんの説明を聞いた時の話の中で、「〜でいいですよね。」と言われて、何を言われたか分からなかったのですが、「〜でいいですよね。」と言われたので目が点になってどうでもよくなって「はい」と答えました。

通常は、「どのようにいたしますか。」とか「〜と〜がありますがどちらにいたしますか。」だと思いますが、もともとの料金設定が安い宿なので、普段から「〜でいいですよね。」と言っていると思われます。

この時点で、いやな予感がしました。

風呂に入ってから、コーヒー券をもらっていたのでアイスコーヒーを頼みましたが、出て来たのはインスタントコーヒーで作ったアイスコーヒーでした。(粉末のコーヒーを水に溶かしかき回したので、泡が残っていました。)

薫り高いコーヒーはどこに行ったのでしょうか。

次の日の朝、7時に部屋のノックで起こされましたが、チェックアウトが11時なのに早すぎます。

その時は、怒って追い返しましたが、今考えると、「〜でいいですよね。」は朝の起床時間を言ったのかも知れません。

チェックアウトが11時のプランの人に、「7時でいいですよね。」と聞いたのであれば「ふざけるな」です。

10時チェックアウトの人と同じ様に食事をして、11時のチェックアウトの時間まで部屋でじっとしていろと言うのでしょうか。

このように、名前ばかりの贅沢プランではお客様を満足させることはできません。

私のこの宿の改善プランは次の通りです。

1.チェックインからチェックアウトの時間まで、宿でどのように過ごすかイメージする。

→最近のレイトチェックアウトの宿では、朝食の時間の幅があり9時30分ぐらいまで食事できる場合が多いし、布団はかたずけないで、食事後でも一眠りできるようにしています。

2.薫り高いコーヒーとうたうのであれば、レギュラーコーヒーを入れるべきです。

→インスタントコーヒーよりまずいレギュラーコーヒーもあるので注意。

3.「〜でいいですよね。」と言われて目が点になる。

→高い料金を取るのであれば、サービスにもこだわりが必要です。
また、高料金の宿はお茶も良いお茶を使用しています。

このように、他の宿がやっているプランの真似をしたのだと思いますが、きっと実際に自分で泊まったことがなく、うわべだけ真似をしていると思われます。

ただ、贅沢プランでない、普通に提供しているプランであれば、料金と内容があっていると思います。

いま評判の宿に実際に泊まってみる等、もう少し勉強が必要だと思います。

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posted by 森 大志 at 16:31 | Comment(6) | TrackBack(0) | コンサルティング
この記事へのコメント
一泊1万7千円というのは安いと思います おれだったらインスタント出てきたらヤダナア 朝はやっぱりあまり気をつかわないでほしい チェックアウトは自由な時間に、、、、ってのがただしいと思います (だいたいの時間だけつげておくとよい)りょかんはふれあいの場なのだから多少サービスはわるくても他のお客様とのふれあい ができたらいい そこポイントです (たとえばくつろげるロビーでのこーひーさーびすとか)(お茶はなんか旅行中はくつろげない 何故かはわかりません)よう
Posted by 大溪 よう at 2008年06月18日 20:06
旅館で おいしい料理というのは興ざめだ ある程度質素で なんじゃあこりゃ というほうが趣がある と思う サービスにしろ なによ このひと のほうが思い出にずっと残るよ そう思もいます どう
Posted by とりでどう at 2008年06月18日 20:09
大渓 よう様

コメントありがとうございました。

宿泊代金ですが、この宿は建物も古く食事は地の物が多く、高価な食材は使用していません。

ですから、総合評価した場合高いと思います。

チェックアウトが遅い分高くなっているわけですから、のんびりすごせるように考えることが大切だと思います。
Posted by 森 大志 at 2008年06月19日 00:50
とりでどう様

コメントありがとうございました。

昔はよく食べきれない量の料理を出す旅館がありましたが、今はバイキングなど、好きなものを食べたいとお客様の好みも変わってきました。

特に団体旅行から個人旅行に旅行形態が変わっていますので、過剰サービスは必要ないと思います。

Posted by 森 大志 at 2008年06月19日 00:56
 温泉旅館の再生はぜひやってみたいジャンルです。「やりたい、やりたい」と言っていたらようやく案件のしっぽがちらちらと…
 先日、旅館ホテル専門のコンサルタントの方のセミナーをお聞きしましたが、「意外なほど『サービス業である』という自覚がない」と指摘していました。
 森さんの記事を読んで大きくうなずいた次第…
 一泊1万円台では満足なサービスは難しいと思います。価格設定も改善の余地ありでは?と思います。
Posted by バスタンテ at 2008年06月20日 09:02
バスタンテ様

コメントありがとうございました。

温泉大好きな私としては、バスタンテさんの旅館再生に期待します。

一泊一万円台のバイキング形式の宿と、
部屋食を中心とした、きめ細かいサービスの宿の二極化になると思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by 森 大志 at 2008年06月20日 15:26
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