日本銀行がマイナス金利を導入するそうです。
具体的には、金融機関が日銀に持っている当座預金についていた利息を、マイナスにするものです。
ある銀行の支店長との世間話で、日銀の当座預金残高に0.1%の利息が付くのでありがたいという話でした。
これからは、今まで利息が付いていたのに金利(手数料)を取られることになります。
これで、日銀の当座預金に眠っていたお金が融資に回るかと言うと、そんなに簡単ではありません。
今でも金融機関の貸出は増えていますが、実体は設備投資などに対するより不動産融資が増えています。
相続税課税強化に伴う資産家の相続税対策で貸家の建築が増えており、それに伴った融資が増えているのです。
少子高齢化が進む中での新築貸家の増加は、いつか来た道かもしれません。
不動産融資の不良債権化が進んだらどうするのでしょうか。
日銀のシステムレポートでも不動産融資の多さを指摘していたはずです。
世界的な経済不況が心配される中、日本が落ち着いているのは、メガバンクをはじめとする金融機関の経営が安定しているからです。
そして、日本のリーディングカンパニーである自動車産業の好調も無視できません。
日銀の行っている金融緩和だけでは、本当の経済成長はできません。
よく言われることですが、時間稼ぎでしかありません。
日本を代表する電機メーカーである東芝、シャープの不振は日本の産業の競争力が低下している証です。
規制緩和と技術革新がなければ、日本は世界との競争に負けます。
大企業の利益の源は、円安による増収が多く、輸出の数量増ではないのです。
日銀のマイナス金利の導入で、出口戦略がますます難しくなるでしょう。
金融機関の経営を圧迫すれば、様々な影響が危惧されます。
これからの日本経済を冷静に判断することが大切です。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
2016年01月30日
2016年01月25日
金融緩和のリスクを考えないのはなぜ!
今日の東京株式市場は続伸しました。
原油市場の高騰、国内外の中央銀行による金融緩和拡大の期待が大きいと言います。
しかし、アメリカは金融緩和縮小に動いているのに、さらに金融緩和をするのはどうなのでしょうか。
過去に日銀がゼロ金利を解除した時に、海外市場の株価に影響がでました。
今度、日銀が金融緩和を縮小した時は、日本国債が暴落するという人もいます。
それくらいリスクのある金融緩和を望むのはなぜ。
こんなギャンブル市場に誰がしたのでしょうか。
少子高齢化の進む日本で、過度な経済成長を望むのは無理です。
過大な成長を計画した中国はなりふり構わず、新幹線輸出に乗り出しています。
それも、採算を無視するような融資と価格です。
もし、それと競うように新興国に融資をしたら、貸倒の危険があります。
消費税の増税に反対の国民は多いですが、やむを得ないと思っている国民も多いです。
そのようにして得た税金を、無駄な投資で失わないようにしなければなりません。
新興国投資はリスクがあるのを忘れてはなりません。
中国発の世界経済不況が起きる可能性が否定できない今、冷静な対応が望まれます。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
原油市場の高騰、国内外の中央銀行による金融緩和拡大の期待が大きいと言います。
しかし、アメリカは金融緩和縮小に動いているのに、さらに金融緩和をするのはどうなのでしょうか。
過去に日銀がゼロ金利を解除した時に、海外市場の株価に影響がでました。
今度、日銀が金融緩和を縮小した時は、日本国債が暴落するという人もいます。
それくらいリスクのある金融緩和を望むのはなぜ。
こんなギャンブル市場に誰がしたのでしょうか。
少子高齢化の進む日本で、過度な経済成長を望むのは無理です。
過大な成長を計画した中国はなりふり構わず、新幹線輸出に乗り出しています。
それも、採算を無視するような融資と価格です。
もし、それと競うように新興国に融資をしたら、貸倒の危険があります。
消費税の増税に反対の国民は多いですが、やむを得ないと思っている国民も多いです。
そのようにして得た税金を、無駄な投資で失わないようにしなければなりません。
新興国投資はリスクがあるのを忘れてはなりません。
中国発の世界経済不況が起きる可能性が否定できない今、冷静な対応が望まれます。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
2016年01月21日
企業実務オンラインの連載第4回目が配信されました!
企業実務オンラインは文字通り企業実務のお役立ち情報が満載のサイトです。
ただいま連載中の「TAXマインドの磨き方」の第4回目が配信されました。
タイトルは「無利息・無督促の借金は「金銭消費貸借」として認められるか?」です。
http://www.kigyoujitsumu.jp/career/self-development/11821/
企業実務では様々なことが起こります。
TAXマインドの磨き方は、税の考え方を理解することにより実務に役立つように考えています。
少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
ただいま連載中の「TAXマインドの磨き方」の第4回目が配信されました。
タイトルは「無利息・無督促の借金は「金銭消費貸借」として認められるか?」です。
http://www.kigyoujitsumu.jp/career/self-development/11821/
企業実務では様々なことが起こります。
TAXマインドの磨き方は、税の考え方を理解することにより実務に役立つように考えています。
少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
タグ:企業実務オンライン
2016年01月12日
シャープ、東芝の苦境は軽視できない!
今日の朝日新聞によりますと、経営再建中のシャープが主力取引銀行に1500億円規模の追加金融支援を求めるそうです。
不振を招いた液晶事業を切り離す。
本体に残る白物家電事業は、東芝との統合を検討する。
なかなか、再建がうまくいかないようです。
日本の高度成長期に大きく飛躍した大手家電メーカーが苦境に立っています。
アベノミクスで円安になった時に、Jカーブで輸出が増えると言われましたが、実際は違いました。
輸出産業の好調は、数量増より円安のほうが寄与度が高いのです。
日本の産業の競争力が衰退しているのではないか。
シャープ、東芝の現状は、日本の競争力の低下の表れです。
今はトヨタをはじめとする自動車産業も、電気自動車の時代になるとどうなのか。
私は、日本の現状に強い危機感を持っています。
リーマンショックの時は、自動車産業の大幅な減産が日本経済に大きな影響を与えました。
自動車産業の力が落ちたらどうなるのか。
不安は尽きないです。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
不振を招いた液晶事業を切り離す。
本体に残る白物家電事業は、東芝との統合を検討する。
なかなか、再建がうまくいかないようです。
日本の高度成長期に大きく飛躍した大手家電メーカーが苦境に立っています。
アベノミクスで円安になった時に、Jカーブで輸出が増えると言われましたが、実際は違いました。
輸出産業の好調は、数量増より円安のほうが寄与度が高いのです。
日本の産業の競争力が衰退しているのではないか。
シャープ、東芝の現状は、日本の競争力の低下の表れです。
今はトヨタをはじめとする自動車産業も、電気自動車の時代になるとどうなのか。
私は、日本の現状に強い危機感を持っています。
リーマンショックの時は、自動車産業の大幅な減産が日本経済に大きな影響を与えました。
自動車産業の力が落ちたらどうなるのか。
不安は尽きないです。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
2016年01月03日
新年あけましておめでとうございます!
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、マイナンバーセミナーの講師もやり、充実した一年でした。
新しい出会いもあり、感謝、感謝です。
昨年は株価が乱高下しましたが、日本経済も株価のように予断を許しません。
少しでも日本経済が良くなるように祈っています。
皆様におかれましても良い年でありますように!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、マイナンバーセミナーの講師もやり、充実した一年でした。
新しい出会いもあり、感謝、感謝です。
昨年は株価が乱高下しましたが、日本経済も株価のように予断を許しません。
少しでも日本経済が良くなるように祈っています。
皆様におかれましても良い年でありますように!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2016年01月01日
新年明けましておめでとうございます!
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、新たな出会いがあり、新たなことにチャレンジする機会に恵まれました。
様々な方々にお世話になり、この場をかりて厚く御礼申し上げます。
厳しい時代ですが、努力した人が報われることを願っています。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年は、新たな出会いがあり、新たなことにチャレンジする機会に恵まれました。
様々な方々にお世話になり、この場をかりて厚く御礼申し上げます。
厳しい時代ですが、努力した人が報われることを願っています。
本年もよろしくお願いいたします。