総務省が11月27日に発表した10月の完全失業率(季節調整値)は、3.1%で、前月より0.3%改善しました。
同時に、発表された10月の家計調査で、2人以上の世帯が使ったお金は28万2401円で、物価の影響を除いた実質で前年同月より2.4%減少しました。
失業率が低下しているのに、家計支出が減っているのです。
昨年の4月に消費税が増税されましたが、その影響から個人消費が低迷しています。
賃金が上がり景気が良いと言われていますが、その果実を手にしているのは、ごく一部の人たちなのではないか。
日本の高度成長期は、一億総中流と言われたほど、多くの人たちが成長の果実を手にしました。
今の日本経済はどうなのでしょうか。
大企業が良くなれば中小企業が良くなるというような、過去の成功法則が成り立たないのが現実なのです。
リーマンショックの後の日本経済は、成長より原価低減、経費削減で利益を出しています。
輸出企業では、円安で利益が増えている。
円安で種出数量がJカーブで増えるといった人は誰。
だから、設備の更新はあるが、新規投資は増えません。
ここにきて、消費税の軽減税率導入と、2015年度の補正予算で低所得者対策を行うようです。
社会保障と税の一体改革は、避けて通れません。
安定財源としての消費税の役割は大切ですが、厳しい財政状況の中でも、中小企業、低所得者対策の強化が必要なのではないでしょうか。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
森大志税理士事務所の新しいホームページはこちら。
http://www.moritaishi.net/
2015年11月28日
2015年11月15日
リーマンショック後の中小企業経営は厳しい!
最近中小企業経営者とじっくり話す機会がありました。
日本経済新聞などでは、大企業の業績が良いという記事が沢山掲載されています。
しかし、中小企業経営はなかなか良くなりません。
中小企業経営者が言うには、リーマンショック後、受注単価が下がったままで良くならないというのです。
最近は仕事量は多いのですが、単価が低いので、数をこなしていくしかない。
大企業が良くなれば中小企業も良くなるといいますが、日本経済の実態は厳しいのが現実なのです。
私は、高度成長期のようにみんなが良い時代は終わったと言っています。
その中で、中小企業は勉強して生き残るしかないのです。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
日本経済新聞などでは、大企業の業績が良いという記事が沢山掲載されています。
しかし、中小企業経営はなかなか良くなりません。
中小企業経営者が言うには、リーマンショック後、受注単価が下がったままで良くならないというのです。
最近は仕事量は多いのですが、単価が低いので、数をこなしていくしかない。
大企業が良くなれば中小企業も良くなるといいますが、日本経済の実態は厳しいのが現実なのです。
私は、高度成長期のようにみんなが良い時代は終わったと言っています。
その中で、中小企業は勉強して生き残るしかないのです。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
2015年11月03日
消費税増税の価格転嫁の確認は大切・でも本当の問題は消費者が価格転嫁を受け入れないこと!
消費税増税から1年以上が過ぎました。
いまだに国から、消費税増税の価格転嫁が上手くいっているかの確認の書類が届きます。
先月も、今月も、毎月来るのです。
しっかりと、消費税増税の価格転嫁ができるように国がバックアップをしています。
でも、良く考えるとどうなんでしょうか。
中間の業者は、消費税の負担が増えた分は仕入税額控除で納める消費税から控除できます。
だから、中間の業者をいくら調査してもあまり意味がないのです。
2014年度のGDPは、個人消費が落ち込みマイナスになりました。
このことは、最終消費者を相手にしているビジネスの方々が消費税増税分を価格転嫁できていないことを表しているのではないでしょうか。
中小零細業者が多い飲食店、理美容室などは税込売上高が増えていませんが、増税により納める消費税が増えました。
消費税はお客様から預かっているものだから、納めないのはけしからんという人がいます。
確かに、そのことは否定しません。
しかし、あの牛丼を販売している会社が並盛280円から380円に値上げした途端、大きく客数を減らしているのは事実です。
最終消費者の価格転嫁が進まないのです。
このまま消費税を10%にしたら、最終消費者を相手にする中小零細企業の負担が増え倒産が増えるかもしれません。
確かに安定財源としての消費税の役割は重要です。
これから、消費税の軽減税率の議論が始まりますが、机上の理論ではなく、現場の仕組みを理解した議論をしてほしいです。
物事を理論で考えるのではなく、そのような結果になるのは訳があるはずです。
なぜ、そのような現実があるのか。
中小零細企業に温かい政策を望みます。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
いまだに国から、消費税増税の価格転嫁が上手くいっているかの確認の書類が届きます。
先月も、今月も、毎月来るのです。
しっかりと、消費税増税の価格転嫁ができるように国がバックアップをしています。
でも、良く考えるとどうなんでしょうか。
中間の業者は、消費税の負担が増えた分は仕入税額控除で納める消費税から控除できます。
だから、中間の業者をいくら調査してもあまり意味がないのです。
2014年度のGDPは、個人消費が落ち込みマイナスになりました。
このことは、最終消費者を相手にしているビジネスの方々が消費税増税分を価格転嫁できていないことを表しているのではないでしょうか。
中小零細業者が多い飲食店、理美容室などは税込売上高が増えていませんが、増税により納める消費税が増えました。
消費税はお客様から預かっているものだから、納めないのはけしからんという人がいます。
確かに、そのことは否定しません。
しかし、あの牛丼を販売している会社が並盛280円から380円に値上げした途端、大きく客数を減らしているのは事実です。
最終消費者の価格転嫁が進まないのです。
このまま消費税を10%にしたら、最終消費者を相手にする中小零細企業の負担が増え倒産が増えるかもしれません。
確かに安定財源としての消費税の役割は重要です。
これから、消費税の軽減税率の議論が始まりますが、机上の理論ではなく、現場の仕組みを理解した議論をしてほしいです。
物事を理論で考えるのではなく、そのような結果になるのは訳があるはずです。
なぜ、そのような現実があるのか。
中小零細企業に温かい政策を望みます。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!