13日に内閣府が4月〜6月期の国内総生産(GDP)を発表するが、4月の消費増税の反動減が大きいと予想されている。
その予想を受けて、日本経済の自律的景気回復は難しいと確認できるので政策期待が高まると言う声がある。
事前の予想では、1月〜3月までは駆け込み需要があり、4月〜6月までは反動減はあるけれども、7月からは徐々に回復すると言っていた。
7月から回復するのなら、景気対策は必要ないはずだが。
もし、追加対策をするのなら、それなりの規模で行わないと意味がない。
小出しの対応は効き目がないからだ。
消費増税の対策として、2013年度の補正予算として5.5兆円を計上した。
そのうえ、これからさらに景気対策を行うのであれば、何のために消費増税を行ったのか疑問になる。
世界的に景気が思ったより良くないと言う声もあり、そうなると輸出も期待できない。
日本のGDPの約6割を占める個人消費が弱いのに、大企業優遇だけでは限界があるのではないか。
このままでは過去と同じことの繰り返しだ。
景気対策でバラマキ、効果がなくなったらさらにばら撒く。
その間に財政赤字が膨らんだのは、皆さんのご存知の通り。
このままで日本はどうなるのか。
日本の再生のためにみんなで考えましょう。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
2014年08月12日
2014年08月10日
円安でも輸出が増えない日本、法人税率の引下げで投資は増えますか!
円安になれば輸出が増えると言い、日銀が大胆な金融緩和を行い、結果として円安になりました。
しかし、現実は輸出は思ったように増えていません。
最近では、円安の効果が出るのは時間がかかるとか、新興国経済の停滞が原因だと言う声もあります。
私たちのような一般人が言うのならともかく、政策を立案するのは、そのようなことを予見しているのではないのでしょうか。
後付けで言い訳を言うのはおかしいです。
前回の消費税の増税の時に、アジア通貨危機、日本の金融危機があったから日本経済が低迷したのであって、消費税増税の影響ではないと言う人がいます。
アジア通貨危機にしても、そのような予兆はあったはずです。
日本の金融危機にしても、バブル崩壊で金融機関の不良債権が増えたのですから予想できるでしょう。
日銀は2%のインフレが予想通りに進んでいると言いますが、最近の上場企業の決算では駆け込み需要の反動減が予想以上に出ています。
海外で稼いでいる企業は業績が良いですが、国内市場で稼いでいる企業の業績は良くありません。
円安による輸入物価の高騰や人手不足による人件費の高騰に苦しんでいます。
これからの日本経済の舵取りが難しいですね。
そして今、日本経済の活性化のために法人税率の引下げを行う予定です。
法人税率を下げたら本当に日本に対する投資は増えるのでしょうか。
法人税率を下げるために赤字法人の税負担を増やすのでしょうか。
法人税率を下げても、実際の企業の現場では社会保険料、介護保険料などの社会保障費の負担が増えています。
日本は少子高齢化に向かっていますから、その負担はますます増えるでしょう。
市場が縮小し、負担が増える日本。
足りないから増税をするのではなく、日本をどのような国にするのかというグランドデザインを明らかにして政策を考えなければ・・・・・・・。
昨年の7月13日のこのブログで次のような記事を書きました。
「自動車産業も厳しい日本の現実を直視して政策を考えたい!」
http://blog-01.morikeieizeimu-c.net/archives/20130713-1.html
円安になれば日本の製造業の価格競争力が強くなり、
国内に工場も増えるのではないかという期待がある。
法人税率の引下げや投資減税をして、企業の国内
投資を支援しようという動きも現実のものになり
そうな動き。
しかし、実際はどうなんだろう。
少子高齢化の進む日本。
すでに人口減少が始まった日本。
市場としての魅力は減っていく。
そんな中、7月11日の日本自動車工業会の定例の
記者会見が行われた。
東洋経済オンラインによると、豊田章男会長(トヨタ
自動車社長)は、『歴史的な円安回帰でも、国内設備
投資の増加も賃上げも難しい』と述べたそうだ。
アベノミクス効果で景気が上向きだと言われる現在でも、
国内の自動車販売は前年比マイナスなのだから、投資し
ろと言われても難しい。
最近の若い人は自動車の所有にこだわらないと言う。
東京では、違法駐車の取締りが強化され、高い駐車場代、
ガソリン代、自動車関係税等々維持費がかかるので車を
手放した人も多い。
将来的にも、市場が大きくなることはない。
企業が投資効率を考えるのは当然のこと。
そう考えると、補助金などを支給して工場を新設しても
工場を維持するのは無理がある。
いまは、自動車産業も輸出分を国内で製造しているが、
将来はコストを考えても海外生産になるだろう。
参議院選挙が行われるが、現実不可能な政策に惑わされ
ることなく、自動車産業も厳しい日本の現実を直視して
政策を考えたい。
社会保障費の負担の見直しなど、痛みを伴う改革が
出来るかどうか真価が問われる。
日本再生は、これからだ。
日本の再生のためにみんなで考えましょう。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
ここまで記事・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当に日本が心配です。
みんなで知恵を出して考えましょう。
しかし、現実は輸出は思ったように増えていません。
最近では、円安の効果が出るのは時間がかかるとか、新興国経済の停滞が原因だと言う声もあります。
私たちのような一般人が言うのならともかく、政策を立案するのは、そのようなことを予見しているのではないのでしょうか。
後付けで言い訳を言うのはおかしいです。
前回の消費税の増税の時に、アジア通貨危機、日本の金融危機があったから日本経済が低迷したのであって、消費税増税の影響ではないと言う人がいます。
アジア通貨危機にしても、そのような予兆はあったはずです。
日本の金融危機にしても、バブル崩壊で金融機関の不良債権が増えたのですから予想できるでしょう。
日銀は2%のインフレが予想通りに進んでいると言いますが、最近の上場企業の決算では駆け込み需要の反動減が予想以上に出ています。
海外で稼いでいる企業は業績が良いですが、国内市場で稼いでいる企業の業績は良くありません。
円安による輸入物価の高騰や人手不足による人件費の高騰に苦しんでいます。
これからの日本経済の舵取りが難しいですね。
そして今、日本経済の活性化のために法人税率の引下げを行う予定です。
法人税率を下げたら本当に日本に対する投資は増えるのでしょうか。
法人税率を下げるために赤字法人の税負担を増やすのでしょうか。
法人税率を下げても、実際の企業の現場では社会保険料、介護保険料などの社会保障費の負担が増えています。
日本は少子高齢化に向かっていますから、その負担はますます増えるでしょう。
市場が縮小し、負担が増える日本。
足りないから増税をするのではなく、日本をどのような国にするのかというグランドデザインを明らかにして政策を考えなければ・・・・・・・。
昨年の7月13日のこのブログで次のような記事を書きました。
「自動車産業も厳しい日本の現実を直視して政策を考えたい!」
http://blog-01.morikeieizeimu-c.net/archives/20130713-1.html
円安になれば日本の製造業の価格競争力が強くなり、
国内に工場も増えるのではないかという期待がある。
法人税率の引下げや投資減税をして、企業の国内
投資を支援しようという動きも現実のものになり
そうな動き。
しかし、実際はどうなんだろう。
少子高齢化の進む日本。
すでに人口減少が始まった日本。
市場としての魅力は減っていく。
そんな中、7月11日の日本自動車工業会の定例の
記者会見が行われた。
東洋経済オンラインによると、豊田章男会長(トヨタ
自動車社長)は、『歴史的な円安回帰でも、国内設備
投資の増加も賃上げも難しい』と述べたそうだ。
アベノミクス効果で景気が上向きだと言われる現在でも、
国内の自動車販売は前年比マイナスなのだから、投資し
ろと言われても難しい。
最近の若い人は自動車の所有にこだわらないと言う。
東京では、違法駐車の取締りが強化され、高い駐車場代、
ガソリン代、自動車関係税等々維持費がかかるので車を
手放した人も多い。
将来的にも、市場が大きくなることはない。
企業が投資効率を考えるのは当然のこと。
そう考えると、補助金などを支給して工場を新設しても
工場を維持するのは無理がある。
いまは、自動車産業も輸出分を国内で製造しているが、
将来はコストを考えても海外生産になるだろう。
参議院選挙が行われるが、現実不可能な政策に惑わされ
ることなく、自動車産業も厳しい日本の現実を直視して
政策を考えたい。
社会保障費の負担の見直しなど、痛みを伴う改革が
出来るかどうか真価が問われる。
日本再生は、これからだ。
日本の再生のためにみんなで考えましょう。
私は、日本の復活を信じています。
この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
ここまで記事・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当に日本が心配です。
みんなで知恵を出して考えましょう。