記事を検索しやすいように目次作成しました。記事目次(←をクリックしてください。) 税理士森大志のマスコミ掲載・執筆・ありがとうございました。

2013年11月24日

家・車買うよりシェアは、日本でも広がる?

今日の日本経済新聞の記事で、個人が所有する家や車などを他人に手軽に貸し出す「シェアエコノミー」と呼ぶ分野のサービスが米国で急成長しているそうだ。

最近、来日した外国人旅行者が、他人の家に泊まったとテレビ番組で答えていたのを見たが、多くの人が利用している。

車も自己所有しないで、必要なときに借りる人が増えている。

日本においては、所有のコストが高くなっているので、同様のサービスが増えると思われる。

マンションなどの購入費が年収の10倍などというニュースを聞くと、最初から所有を諦める人も多いのではないだろうか。

また、東京などの大都市で車を維持するには、多額の費用が掛かる。

交通機関の発達した大都市では、車を手放した人も多い。

消費税の増税に絡んで、自動車取得税を止めて自動車税などを上げる動きがあるが、理解できない。

若い人の車離れは、維持費の高さに購入をあきらめているのだから。

消費税の増税対策として、不動産や車の購入を促進しようと懸命だが、需要は限られているので反動減が怖い。

このままでは、消費税増税後の反動が厳しいだろう。

GDPの6割が個人消費なのを忘れてはならない。

日本の再生のためにみんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
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posted by 森 大志 at 14:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本

2013年11月18日

消費税対策は大企業だけでなく、個人消費対応を考えたい!

来年4月1日からの消費税増税が確定している。

ただ、増税の影響を緩和するために5兆円超を使うという。

消費税が上がる前提で日本経済が動いているので、増税の緩和策は当然だろう。

だから、増税して、その影響を最小限にするのは理解できる。

でも、増税を緩和する内容が大企業重視だと感じる。

確かに高度成長期の日本では、大企業の業績が良くなれば、その恩恵は下請けの中小企業にも及んだ。

でも、今はどうだろうか。

原価低減、経費削減で利益を出している大企業は、利益が出ても下請け代金を上げることはない。

利益構造が違うのである。

そんな企業が大幅な賃上げに動くとは思えない。

多少の賃上げがあっても、これからの物価上昇、社会保険料の負担増、そして消費税の増税で帳消しになるかもしれない。

電気代、ガス代の値上げの影響も無視できない。

いまやGDPの6割は個人消費と言われる。

その個人消費が落ち込んだら、その影響は大きい。

景気対策と言うと、すぐに住宅や自動車が取り上げられる。

すそ野の広い産業だから、即効性があるからだろう。

でも、リーマンショック後の景気対策でこれまでも補助金や減税が行われている。

エコポイントの時の薄型テレビでもあったが、需要の先食いでは反動が怖い。

私は、消費税増税後に個人消費が落ちると心配している。

日本の産業構造もサービス業のウエート増えている。

円安がプラスの産業ばかりではないのだ。

消費税の価格転嫁が出来ても売上が落ちれば、厳しい価格競争が始まる。

中小企業に対するきめの細かい対策を望むのは、私だけではないだろう。

日本の再生のためにみんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

posted by 森 大志 at 06:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本

2013年11月16日

ヤマダ電機の不振はネットの影響だけなのか!

家電量販店最大手のヤマダ電機が、2013年9月中間期の決算で営業赤字に転落した。

インターネット通販との競争激化による利益率低下が大きな原因の一つと言われている。

私は、ヤマダ電機がエス・バイ・エル(現、ヤマダ・エスバイエルホーム)を子会社化し、住宅産業に参入したときにどのような動きをするか注視していた。

でも、東京池袋にあるLABI1日本総本店の売り場に行ったときに、まだまだ時間がかかると思った。

売り場には太陽光発電が展示されていたが、積極的に宣伝しているようには見えなかったからだ。

電気製品は、パナソニック、ソニー、日立、東芝など大会社が製造した製品を売っている。

極端に言えば、ナショナルブランドの信用で売れるのである。

それに引き替え、住宅はお客様の希望を聞きながら設計する要素がある。

オーダーメイドやイージーオーダーの製品なのである。

そんな製品が、単に並べただけでは売れない。

家電製品と同じように新聞広告を出しても、住宅は別だろう。

住宅では、工事やアフターサービスが肝心なのである。

そこが、製品の信頼がある家電製品との大きな違いと言える。

価格が安いだけでは売れないのである。

価格だけでなく、デザインで勝負するのか、コスモスベリーズで提携している街の家電専門店を前面に出すのか。

ヤマダ電機の今後の戦略を注視したい。

日本の再生のためにみんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!




posted by 森 大志 at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本