記事を検索しやすいように目次作成しました。記事目次(←をクリックしてください。) 税理士森大志のマスコミ掲載・執筆・ありがとうございました。

2013年08月17日

消費税増税・今年の夏は猛暑です、だから物が売れて個人消費が順調だと考えています!

夏は暑く、冬は寒くなければ景気が良くならない!

私もそうですが、商売をやっている人はみんながいう言葉です。

今年の夏は猛暑です。

ですから、ビールの売上が伸びエアコンが売れています。

日本のGDPの6割を占める個人消費も順調です。

だから、景気が良いからと消費税の増税をしていいのか。

2012年度の補正予算の効果も無視できません。

その結果、国債発行が増え1000兆円を超えました。

消費税増税前の住宅等の駆け込み需要もあります。

今の好景気は、猛暑を除けばあらゆる努力をした結果です。

安倍首相も、決断しかねているのでしょうか。

有識者50人の意見を聞くそうです。

でも、この決断は多数決ではないのです。

最近、エジプト情勢の影響もあり、原油価格の高騰から
ガソリン価格が1リッター160円を超えました。

秋からは食料品などの価格が上がります。

収入は増えませんから、個人消費にブレーキがかかるかもしれません。

やはり、消費税を増税した場合の反動減も怖いです。

アメリカでは、ロイターによれば、
小売り最大手ウォルマート・ストアーズの第2・四半期(5─7月)
決算は、国内の売上高が予想外に減少したほか、通期の業績
見通しも下方修正された。給与税増税が消費者の可処分所得
を圧迫していることに加え、ガソリン高の影響で客足が遠の
いている状況が浮き彫りとなった。

前回の消費増税の時は、アジア金融危機、日本の金融機関の
倒産などがあったので、その影響が大きかったと言います。

だから、今回は消費税を増税しても大丈夫だとも言われます。

でも、今回はアメリカの金融緩和の縮小があります。

その影響は、新興国経済にダメージを与えそうです。

そして、中国の問題も無視できないです。

ヨーロッパも、危機を脱出つつありますが、本当に経済が
回復したとは言えないでしょう。

そんな中、消費税を上げなかったらどうなるのでしょうか。

いまは、日本の国債を外国人も多く所有しています。

その人たちがどのような行動に出るか、わかりません。

日本人は、性善説で物事を考えます。

しかし、現実は厳しいです。

先日記事を書いたミャンマーも、日本人的な性善説なら
日本企業に工事を発注するでしょう。

でも、違いました。

国債を所有しているファンドの人たちが、儲けるチャンスと
ばかりに国債を売り浴びせたらと考えるとぞっとします。

日銀が買い支えるのでしょうか。

外国相手の場合は、性悪説で考えましょう。

ただ、ここで言えるのは消費税を予定通り上げても、延期
しても厳しい状況は変わらないのです。

針に糸を通すような難しい状況を乗り越える覚悟が
いるのです。

海外では決められない日本という声が多いようです。

だから、決めていいとは言えませんが日本の英知を
信じるしかないです。

日本再生は、これからだ。

日本の再生のためにみんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!



posted by 森 大志 at 20:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本

2013年08月11日

なぜ、ミャンマー国際入札で日本勢敗れる・TPPは大丈夫ですか!

今日の日本経済新聞の記事を見て愕然とした。

記事によると、

ミャンマー政府は10日、同国内の3空港の新設や
拡張工事の発注先を決める国際入札結果を発表した。
日本勢では三菱商事などの企業連合が、ミャンマー
中部にあるマンダレー国際空港の改修・運営事業を
獲得した。ただ事業費が大きく注目された最大都市
ヤンゴン圏の2空港は韓国勢などに敗れ、受注でき
なかった。

この記事を見て、日本政府の交渉力のなさにがっかり
するとともに、不安になった。

ミャンマーと言えば、今年の5月26日の財務省の
ホームページに次のような報告があったからだ。

ミャンマーに対する円借款債権に係る遅延損害金を免除しました

日本は先進国だから、それ相応の責任があるのは理解している。

でも、あまりに人が良すぎるのではないか。

5月24日から26日まで、安倍首相がミャンマーを公式
訪問
したのに、この結果だった。

ミャンマー政府は、日本が思っている以上にしたたかなのだ。

日本は先進国でも一番の財政赤字を抱えていて、政府の債務
が1000兆円を超えた。

だから、消費税を増税しようというのに、これでは説明がつかない。

また、これからTPP交渉が行われるが大丈夫なのか。

日本郵政がアフラックのがん保険を販売する件でも、日本の考
えが甘いのが気になる。

ミャンマーとの交渉がこんなことで、TPP交渉が上手くいくのだろうか。

アベノミクスは失敗できないのに、本当に心配になった。

日本再生は、これからだ。

日本の再生のためにみんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!


posted by 森 大志 at 15:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本

2013年08月05日

TPP加盟、ISD条項の問題は解決したのでしょうか!

日本も環太平洋経済連携協定(TPP)に加盟することで交渉に入った。

そのTPPで、一番の問題と言われているのがISD条項
である。

東京新聞の記事では、次のように説明されている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2013030102000124.html

TPP加盟国のGDPは、世界の約4割を占める。

そして、そのTPP加盟国のGDPの約8割が日本と
アメリカである。

だから、アメリカは日本をターゲットにしているかも
しれないと心配する声がある。

TPP加盟は、民主党政権の時に決めていたが自民党の
佐藤ゆかり参議院議員が鋭い質問をしていた。

http://www.youtube.com/watch?v=v7QHGesP3tc

私は、この質問を聞いてから心配になった一人である。

過去のアメリカとの二国間交渉で、日本はいつも大幅な
譲歩をするからだ。

この問題は、自民党政権になっても変わらないので
どのように結論が出るのか気になることである。

民主党政権の頼りなさも問題だが、自民党政権でうまく
交渉できるのだろうか。

先日の日本郵政のがん保険販売強化も、TPPがらみと
いう声もあるのです。

http://biz-journal.jp/2013/07/post_2587.html

いずれにしても、どうすれば日本の国益を守れるのか。

先日の参議院選挙で当選した自民党の比例区選出議員は、
業界団体出身者も多い。

TPP加盟国との交渉だけでなく、国内の業界団体とも
厳しい交渉が待っている。

日本再生は、これからだ。

日本の再生のためにみんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

posted by 森 大志 at 12:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本