記事を検索しやすいように目次作成しました。記事目次(←をクリックしてください。) 税理士森大志のマスコミ掲載・執筆・ありがとうございました。

2013年07月27日

消費者物価の上昇を単純に喜べない自分がいる!

総務省が26日に発表した6月の全国消費者物価指数
は、前年同月に比べて0.4%上昇した。

前年同月比がプラスに転換するのは、12年4月以来
の1年2か月ぶりらしい。

デフレ状態を脱却するのに、国はインフレにしたいと
思っている。

そう考えると、よかったと言いたいが、単純には喜べない。

最近では、良いインフレと悪いインフレという言葉が
使われる。

良いインフレとは、需要が上向き物不足で生産が向上
し物価が上昇するもので、悪いインフレとは生産コス
トが上昇して物価が上昇するものをいう。

そうであれば、今回の物価上昇はコストプッシュ型
インフレであろう。

円安に伴い輸入価格が上昇した結果であるからだ。

これから秋にかけて、このような物価上昇が予想される。

おそらく給料は変わらないから、消費者の生活は
より苦しくなる。

政府が円安によって潤っている大企業に国内投資を
促しても、生産余剰であるから難しいという。

円安によって利益が増えたといっても、輸出数量は
思ったほど増えていない。

日銀短観を見ても、大企業の景況感は悪くないが、
中小企業の景況感はマイナスで悪いままである。

国民の多くは中小企業で働いているのであるから、
このままでは不満が充満しそうだ。

給料などの収入が増えない中の物価上昇、そして
来年4月からの消費税増税。

まだ、来年から消費税を上げることは決定して
いないが、上げなかったら大変なことになる。

長期金利が上昇し、日本国債の価格が低下する
リスクだ。

外国人投資家が持つ日本国債が増えているので、
仕掛けられたら価格が乱高下するだろう。

そう考えると、消費税を8%にするのは避けられない。

その時に、政策で増税をどれだけ緩和できるのか。

住宅減税の話が出ているが、需要の先食いは、その
反動が大きいのでどうだろう。

前回の消費税増税時は、市場から9兆円のお金を吸
い上げたが、その影響ではなく、アジア金融危機、
日本の証券会社、銀行の倒産があったから景気が低
迷したという人がいる。

でも、いまはどうなんだろう。

中国、ヨーロッパ、そしてアメリカの金融緩和縮小の
影響を受ける新興国等、状況はそのときと変わらない
と考えたほうがいいのではないか。

だから、安倍首相も慎重な対応を考えている。

まだ、増税していないのに生活が苦しい人が増えている
現実。

日本再生は、これからだ。

日本の再生のためにみんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この危機をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!



posted by 森 大志 at 19:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本