記事を検索しやすいように目次作成しました。記事目次(←をクリックしてください。) 税理士森大志のマスコミ掲載・執筆・ありがとうございました。

2012年04月08日

低価格とは、安かろう悪かろうではない!

たまにランチに行く飲食店がある。

定食メニューに日替わりランチ。

価格も安く、ごはん、みそ汁のおかわり自由。

お得感がいっぱいのランチでした。

そうなんです。

「でした」という過去形なんです。

この間久しぶりに行ったら、いつもお客様でいっぱい
なのに、空席が目立ち活気がない。

一緒に行った人が日替わりランチを頼んだら、出てきた
ものは、おかずのフライが前より一回りも小さい。

見た瞬間、これなに。

このお店、大手居酒屋チェーンでランチ営業している。

ランチメニューは写真もある。

写真に偽りありというほど、見た目も違う。

それなのに、ごはん、みそ汁のおかわり自由はそのまま。

メニューを一新すべきだろう!

このチェーンの業績は良くない。

一事が万事だ。

こんなお店の本部は、何を考えているのだろう。

いま巷では、お得感のあるお店、メニューが流行っている。

そして原価率の高さを、客数、売上でカバーしている。

原価率にこだわっているのだろうか。

本当に不思議だ。

これでは、いつまでたっても黒字にはならない。

飲食店の教科書の通りにならないから、いま苦労して
いるのではないか。

私はよく繁盛店を見に行くが、繁盛店を見ると勉強に
なる。

ダメな店を見ると、なぜ、なぜ、なぜだ。

私は、低価格の仕組みを理解して経営に生かそうと言う
ことを税のしるべ 税理士新聞などに書いています。

その低価格の仕組みを理解しようというのが肝です。

決して単なる低価格で経営しようと言うことではあり
ません。

ただ価格が安いだけでは、今のお客様は呼べないからです。

価格が安くても内容が落ちるのでは、安かろう悪かろうに
なります。

過去の飲食店の教科書にとらわれ過ぎなのではないか。

原価率は何%というようなものです。

大手チェーンの人ほど、原価率にこだわります。

それで失客したのでは、本末転倒です。

いま絶好調の回転すしチェーンのスシローの原価率は
約50%です。

だからダメと言えますか。

教科書では原価率30〜40%です。

徹底的に価格にこだわっていた「かっぱ寿司」は、
品質にこだわる(低価格で)路線に変更しました。

価格が安いだけでは、魅力のある商品づくりに限界が
あるからです。

ようするに、スシローと同じ戦略に変更したのです。

うわべだけ真似をしても失敗します。

原価率が高い場合は、ロスをどれだけ減らすことが
できるかが、重要になります。

スシローは、ロスが出ないようにきめ細かくレーン
に流すネタを調整しています。

原価率が高くても経営が成り立つように、研究して
いるのです。

経営というのは難しいですね。

だから、私たち中小企業は勉強あるのみ。

皆様の健闘をお祈りいたします。

posted by 森 大志 at 10:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ社長