その当時は、青汁と言えば飲みにくいものの代名詞で、テレビの番組の罰ゲームで飲まされることもありました。
しかし、今は違います。
いまや、サントリーなどの大メーカーから中小メーカーまでが参入していますが、飲みやすさを競っています。
ただ、多くの会社が参入する過当競争の業界でもあり、各社とも特色を出そうと様々な工夫をしています。
今日の日本経済新聞によりますと、
清涼飲料王手のコカ・コーラウエストは30日、健康食品のキューサイを買収すると発表した。約360億円を投じ、完全子会社にする。キューサイは成長が見込める健康食品市場で「青汁」など知名度の高い商品を販売している。コカ・ウエストはキューサイの子会社化によい、健康飲料などの商品開発やブランド力の強化につなげたい考え。
健康食品市場は、過去においては大手の参入は少なく、中小企業の独壇場でもありました。
しかし、日本の人口の高齢化に伴い有力市場になるに伴い、サントリー、キリン、味の素などの大企業が進出し、その技術力、開発力において中小メーカーの生き残りは厳しい時代になったとも言えます。
同じ記事によりますと、キューサイの決算は、
2009年10月期の連結業績は売上高が287億円、営業利益が24億円だった。
戦後の高度成長を支えた中小企業の経営者が高齢となり、事業承継が問題になっています。
そのような時代の要請から、事業承継税制の整備も行われましたが、今の厳しい経済環境を考えますと、何が何でも自分の子供に会社を譲るということは無理になりました。
その一つの選択肢として、M&Aがあり今回のケースはその参考になるのではないでしょうか。
キューサイは、過去に創業者から投資ファンドと経営陣が株式を買い取っていましたが、企業価値を高めて売却するということも出来ることを示しました。
冷静に見ますと、キュウーサイは今が売り時とも言えるのです。
大手が参入している健康食品市場で生き残るのは厳しいと、考えられるのです。
コカコーラと言えば、自販機での販売が強いのですが、青汁が自販機の商品として登場する日も近いのかもしれません。
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