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2010年02月18日

どうしてそうなるのかの視点がないと何も解決しない

建設国保(全国建設工事業国民健康保険組合)の偽装加入問題が新聞紙上をにぎわしました。

また、人材派遣業法の改正問題から労働者派遣事業と請負、偽装請負と言われるものまで、日本の現状は様々な課題が山積しています。

そして、多くは日本経済の抱える問題が根底にあるのではないかと思います。

過去において、会社を設立するのに最低資本金制度というものがあり、有限会社は300万円、株式会社は1000万円でした。

少なくとも会社と言うからには、最低でもこれくらいの資本金はほしいというものです。

その時は、本当にそうだと思ったものです。

ただ、その時でさえ、資本金が何千億円の会社と資本金が300万円の会社を同じ扱いをするのは無理があると言われていました。

それが、経済活性化のためとはいえ資本金が1円から会社の設立ができるようになり、違和感を感じたのは私だけではないと思います。

そのような現実がある中、会社を設立すれば社会保険の加入が義務付けられています。

人を雇えば、決して馬鹿にならない高額の会社負担があるのです。

ですから、その負担を嫌って社員の一部の加入でごまかしたり、雇用関係ではなく請負関係に変える会社も出てきたのです。

このことは、けっして良いことではありません。

ですから、社会保険をきちんと払える会社でないと会社と認めないという社長も多くいます。

しかし、今の厳しい経済環境ではその言葉もむなしいのです。

実際に、社会保険の会社負担が重荷になって大きな赤字を出している会社も多いのです。

過去においては、きちんと法律を守らないで大きな利益を上げた会社もありましたが、最近では、それでも赤字なのです。

そうしますと、これは違法かどうか、法律を守らないのはけしからんと言うだけでは何の解決にもならないのです。

特に、日本の製造業の競争力が衰退し、消費国に工場を立地する「地産地消」を進めることが加速される恐れもありますから、簡単ではないのです。

法律を守らないから規制を強化しようというのは一見正しいことのようですが、「どうしてそうなるのか」という視点から物事を考えませんと何の解決にならないのです。

製造業の派遣はけしからんと言うだけでは、製造業自体が日本からなくなればなんの意味もないのです。

確かに法律は守らなければいけませんが、守らない人が多い法律、制度は根本的な問題を抱えているのは間違いありませんから、法律や制度を変えることの方が正しいかもしれません。

日本経済の行末を考えて、日本の制度、仕組みを熟知した人が戦略的に考えませんと、一つ一つの事柄は正しいようでも全体的にはちぐはぐな制度になります。

みんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この経済不況をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

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posted by 森 大志 at 13:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本