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2009年10月06日

「日本は技術力がある」ということと「製品の性能が良い」ことは別です

日本は技術力があると言われています。

昨日は、技術力があることと、売れる製品を開発できるかは別の話であると書きました。

今日は、技術力があるから良い製品を作るとは限らないことを書きたいと思います。

今までの日本企業は技術力があるので、高機能高品質の製品で勝負してきましたが、これからは新興国向けに、機能を絞った低価格品の販売を考えることが大切であると言われています。

このことは、一歩間違えればメイドインジャパンの信頼性を揺るがす問題をはらんでいます。

低価格品というのは、部品の点数を減らしたりして、ぎりぎりのところで原価を考えているからです。

私は、こういう時こそメイドインジャパンを前面に出して行くべきだと思います。

売上を確保するのではなく、利益を確保する経営を目指すべきだと考えているのです。

ここに、興味深い記事がありますので紹介します。

朝日新聞10月1日オピニオン私の視点×4で、日本国内で中古家電を買い取り輸出する業者の方のコラムがありました。

浜屋代表取締役小林茂氏のコラムです。

海外でリユース(再利用)しているのですから、大切にしたい業者だと思います。
フィリピン、ペルー、アフガニスタン、ナイジェリア、ブルガリア。
私は時間を見つけて電器店を訪ねる。客は裕福な階層ではない。しかし、買った製品を大切に使う人たちだ。これらの国々には共通点がある。修理しながら5年も10年も使い続けるという点だ。店には部品がそろい、修理代も安い。店員が客と談笑しながら、部品を交換している。これはかつての日本の風景だ。

このことは、メイドインジャパンの製品が品質的にいかにすぐれているかが分かります。

日本で回収され輸出されたものが、5年から10年も使い続けられるのですから。

しかし、小林氏は次のようなことも述べています。
日本の製品は、品質がよくて長持ちすると、概して評判はいい。だが、ここ10年で信頼性が揺らいでいる。海外の業者から送られた壊れやすい日本ブランドの製品リストがある。すぐに壊れ、修理できないから買わないというのだ。価格競争によって長寿命の製品を作らなくなっているのではないかと、推測する。

このような現状の中、新興国向けに機能を絞った製品を開発して、中国、韓国、台湾のメーカーと価格競争を行って、メイドインジャパンのイメージを崩したら、どうなるのでしょうか。

日本に来る中国人観光客が、同じソニー製のデジタルカメラでも日本製をお土産に購入していました。

しかし、これから力を入れる新興国の人たちが、その違いを理解できるかどうかは分かりません。

ソニー、パナソニック、イコールメイドインジャパンと思うかもしれないのです。

日本国内の工場を守る意味でも、メイドインジャパンを強調するシールなどを考えたいと思います。

でも、日本製より海外製の方が性能が良いという時代が来るのかもしれません。(ニコンがタイで製造しているデジタル一眼レフの性能が良いと聞いたことがありますし、他社が日本の工場で作っている物に故障が多いとも聞いたことがあります)

そういう意味で、ここで日本の製造業の現状を把握して、今後の日本の製造業の方向性を冷静に考える時ではないでしょうか。

このまま、日本メーカーのイメージが落ちることは、加工貿易で生きる日本にとっては致命的です。

みんなで考えましょう。

私は、日本の復活を信じています。

この経済不況をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

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posted by 森 大志 at 07:55 | Comment(2) | TrackBack(1) | がんばれ日本