記事を検索しやすいように目次作成しました。記事目次(←をクリックしてください。) 税理士森大志のマスコミ掲載・執筆・ありがとうございました。

2009年09月09日

税収不足を消費税で解決できるのか

まるで消費税が打ち出の小槌のように、消費税率をアップすれば税収の確保が簡単に出来るように言われることが多いと思っています。

民主党のマニュフェストが批判されたときも、主に財源の面から、その政策を実現するためには消費税率を何パーセントにしなければならなくなると言われました。

本当にそうなんでしょうか。

現実の経済を考えますと、そんなに簡単ではありません。

消費税率を3%から5%に上げたときも、その後しばらくは経済が低迷しました。

経済が低迷して、法人税収が減れば増収効果はなくなります。

国税庁の資料によりますと、消費税の平成19年度期首滞納額は4655億21百万円もあります。

よく消費税は預かり金だから、滞納はけしからんと言う意見があります。

確かに、簡易課税などの例外を除いて理論的にはそうかもしれませんが、これだけ滞納が多いということは問題があるということです。

滞納の多くは中小企業だと思われます。

法人税、所得税は所得金額に応じて税額を計算します。

ですから、会社が赤字のときは法人税はゼロですし、所得税も所得控除などを上回る収入がありませんとゼロになります。

消費税が導入される前は、会社の決算が赤字のとき収める税金は法人地方税の均等割額(会社の利益に関係なく収める税金)だけでした。

それが今は、会社の決算が赤字であっても法人地方税の
均等割額以外に消費税の納税があります。

ここに、滞納が増える原因があるのです。

誤解のないようにしていただきたいのですが、だから消費税がだめだと言っているのではありません。

安定した税収を確保するには、消費税は必要だと思います。

しかし、どんなに良い政策でも、その導入、変更は慎重に行う必要があるということを言いたいのです。

経済は生きています。

経済は感情で動くとも言われています。

机上の計算のようには行かないのです。

国家戦略を立て、みんなで知恵を出し、試行錯誤しながら最善の政策を考えることが必要だと思います。

私は、日本の復活を信じています。

この経済不況をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

(お願い)
励みになりますので、
人気ブログランキング」(←ここです。)をクリックしていただけると幸いです。人気ブログランキングのページへ行きますと当ブログにポイントが付きます。
また、税理士森大志が書いていますリンク集「税理士森大志の税の考え方」及び「税理士森大志の時代の流れを読む」も併せて読んでいただけると幸いです。
クリックすると、そのページに行きます。

このブログは、東京都豊島区池袋から発信しています。
お問い合わせは、森大志税理士事務所
mori@morikeieizeimu-c.netまでお気軽に!
起業戦略は「税理士森大志の起業戦略塾」!!



posted by 森 大志 at 08:26 | Comment(5) | TrackBack(0) | がんばれ日本