昨日の日本経済新聞に「高速値下げ戸惑いの声」という記事があり、その中で、中部地方のあるサービスエリアの支配人男性の声が紹介されています。
『トラックの料金を安くしても利用台数は増えなかった』
本当にそうなんでしょうか。
トラック輸送は時間との戦いでもあります。
決まられた時間に、目的地に商品を届けなければならないのです。
ですから、多少の料金の差に関係なく利用する人は変わらないのです。(高速代を節約する業者もいます。)
私は、日本の物流はトラック輸送が担っていると思っています。
そのトラック輸送に携わっている方々が、1000円高速に泣いています。
<高速1000円>相次ぐ渋滞にトラックドライバーは疲労。
『高速道路1000円通行をやめてほしい』
また、帝国データバンクの調査では、運輸業者の倒産は今年の5月末のデータで27ヶ月連続で前年同月比で増えています。
このような状況の中、1000円高速が実施されているのです。
トラックだけでなく、観光バスなども高速の渋滞に巻き込まれ、予定通りに観光地を見て回れないそうです。(客離れに繋がります。)
やはり、トラック、高速バスなど仕事で利用している方々を優先すべきではないでしょうか。
また、日帰り客が多くなっていますが、宿泊客が増えませんと地元に落ちるお金が違うようです。
税金を使っているのですから、もう少し戦略的な政策を考えてほしいと思います。
原油価格が上昇しガソリン価格も少しずつ上がっています。
日本は輸入に頼っているのですから、本来は自家用車の利用を減らし、ガソリンを節約すべきです。
太陽光発電は将来的に資源のない国日本の、原油の輸入を減らす政策ですから、税金を投入しても理解できます。
政策間の整合性も含めて、政策の検証が必要ではないでしょうか。
そして、急激に変えるのではなく、試行錯誤しながら費用対効果を考えて政策を進める慎重さもほしいと思っています。
私は、日本の復活を信じています。
この経済不況をオールジャパンで乗り越えましょう。
そのためにみんなで知恵を出しましょう。
「がんばれ日本」
日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!
(お願い)
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