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2009年05月28日

中国の内需拡大政策に戦略を見た・日本はどうする!

日本では中国経済について様々な見方がありますが、最近の中国経済の動きは本当に日本を救うかもしれないと思い始めています。

人口世界一の国ですから、発展途上とはいえ、その経済の大きさもあり日本からの輸出も伸びているようです。

ここで考えなければいけないのは、中国政府が思い切った内需拡大政策をとっていることです。

昨年、北京五輪がありましたが、中国経済は北京五輪までだという意見も多くありました。

日本の例を見ても、最近では長野五輪の後に、その反動で景気が落ち込みました。(古くは東京五輪の後も)

借金をして投資をすることにより、需要を作るのですから、終わればその影響が出るのは避けられません。

ですから、中国においても、その反動が出て経済が停滞すると言われたのだと思います。

そして、五輪が終わり、さらに、リーマンショックによる世界的な大不況になりました。

中国経済はどうなったでしょうか。

予想通りだめになったでしょうか。

輸出企業の倒産などもあったようですが、思った以上に経済のかじ取りがうまくいっているのではないでしょうか。
(地方では経済不安により、失業者の暴動なども起きているようですが)

中国は失われた10年と言われた、日本のバブル経済とバブル崩壊の研究をしていて、中国経済のバブルをソフトランディングさせる
ことに取り組んでいました。

また、中国元のレートが高くならないように様々な対策を取りました。

そのかいもあって、中国の対米輸出は大きく伸びたのですが、今回の不況のあとの政策を見ますと、資源確保、内需拡大と、戦略を感じるのです。

前々から、経済がこうなったら、このような政策を実行する、と考えていたのではないでしょうか。(日本は?)

中国の輸出先は、日本と同じアメリカです。

アメリカはサブプライムローン問題から信用不安になっています。

そうしますと、経済を支えていた住宅、自動車などの高額商品はローン(信用)で購入することが多いですから、そう簡単には需要が上向かないと思われます。(時間がかかるということです)

住宅価格もまだ下げ止まっていないようです。

アメリカ経済を冷静に分析すれば、回復には時間がかかるのです。

中国は、その実体を理解して思い切った内需拡大政策をとっているのだと理解しています。

翻って日本はどうでしょうか。

過去何十年も内需拡大が言われているのに、今だにできません。

いまだに、外需頼みの経済です。

確かに、中国は発展途上なので電気製品、自動車などを持っている人も少なく、日本の高度成長時のように購買意欲があります。

日本人は、買うものがないと言われるぐらい、色々な物をすでに持っています。

ですから、ものだけでなく、観光立国(箱物ではなく、ソフトが重要)など日本の良さをもっと世界にアピールすることを考えたいのです。

そして、同時に地方の再生も考えなければ大変なことになります。

グローバル経済においては、賃金の安い国に生産がシフトするのは避けられません。

そうすると、工業団地などを造っても日本に工場はできないことになる可能性も大きいのです。

サブプライムローン問題は、何年も前から言われていました。

急にサブプライムの問題が起きたのではないのです。

ただ、マクロでは日本経済が良かったので、その対策が後手になりました。

本来は、政策を立案するときに様々なパターンを考えるはずです。

経済が悪くなることも前提に考え、もしそうなっても対応できるように準備する。

中国の政策を見ますと、そのように考えていると感じます。

戦略に基づいているのです。(経済戦略、軍事戦略、資源戦略、食料戦略など)

日本も国益に基づいた戦略を考えたい、日本を外需頼みの構造から変えたい、本当にそう思います。

私は、日本の復活を信じています。

この経済不況をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

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posted by 森 大志 at 02:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | がんばれ日本