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2009年04月24日

複合不況を克服するために・実体経済の分析力が問われています

昨年のリーマンショック以後、百年に一度の不況と言われ外需に支えられた日本経済は予想以上の苦境に立たされています。

もともと内需はよくありませんでしたから、外需の不振は特に自動車産業を直撃しています。

そして、自動車産業はあらゆる産業に関連してますので、製造業だけでなく、たとえば自動車保険の損害保険業など、影響を受けない業種はありません。

ですから、国も本腰を入れて応援するようですが、より効果のある対策を強く望みます。

私は今回の不況は、『複合不況』だと思っていますが、その対策を考える時に、どうしたらその商品が売れるか、よく考えてほしいのです。

そのためには、『実体経済の分析力』が問われていると思っています。

自動車やマンションは、都会では買いたくても普通のサラリーマンでは、手の届かない商品になってしまいました。

また、一つの政策を考えると正しいことであっても、他の政策との整合性がないと予期せぬ結果になります。

自動車について考えますと、東京では駐車場が不足していました。

そのような状態で、駐車違反の取り締まりを強化するとどうなるでしょうか。(駐車違反の取り締まりは否定しませんので誤解のないように、ただやり方は工夫の余地があると思っています。)

最初は、少ない駐車場を探し、利用料が高くても利用します。

しかし、コストを考えますと合わないので自動車を使わなくてもすむ方法を考えます。

貸し駐車場は儲かると駐車場の経営を考える人も増えますから、駐車場が余るようになります。

今は、不景気による自動車の利用減と駐車場増で、ガラガラの駐車場も増えました。

需要はあるのですが、買いたいと思っている人の収入では買えない(維持できない)のです。

そうしますと、買いたいという気持はあるわけですから、どのようにしたら、その人たちが買えるようになるか考えます。(当たり前ですが)

自動車を取得するときの経費(税金等)を安くしたり、維持費のガソリン代が安くなる低燃費車の開発、ガソリン関係の税軽減、公共駐車場の増設などが考えられます。

マンションで考えますと、平均価格が約4757万円(実際にサラリーマンが購入するのはもう少し安い物件だと思います)ですから約1000万円頭金を入れることができれば、3000万円前後の長期の住宅ローンを組むのであれば買うことができます。

また、薄型テレビ、パソコン、携帯電話、デジタルカメラなどが、みんなが所有しているので、前みたいに売れなくなったことを記事にしましたが、薄型テレビなどでは売れている商品もあるようです。

売れているからいいんだと、よく勘違いする人がいるのですが、いま売れているのはメーカーが赤字覚悟で安く販売しているからで、正しい姿(再生産が可能な適正利潤で売る)ではありません。

前みたいに売れなくなったから、安く売っているのです。

このままの競争が続きますと、競争に敗れた会社は撤退することも考えるのではないでしょうか。

いま、追加経済対策の内容が色々言われていますが、対象期間に購入することがお徳であれば、それまでの期間は売れなくなるのは当たり前です。(買い渋り、得する内容が分かるまで様子を見る等)

政策が後手になり、実体経済に振り回されている感じがします。

いまは冷静に経済の分析を行い、将来戦略を立てることが大切です。

私は、日本の復活を信じています。

この経済不況をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

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posted by 森 大志 at 10:13 | Comment(0) | TrackBack(6) | がんばれ日本