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2009年04月13日

追加経済対策・古い車が売れるかも!

追加の経済対策の中に、13年以上経過した車をエコカーに買い替えした場合に、25万円の補助が出るというものがあります。(まだ案の段階です)

この内容を聞いて、どうしてそんな古い車が対象なのか理解できませんでした。

昨日、テレビ朝日のサンデープロジェクトを見ていたら自民党の政策責任者が出て、その説明をしていました。

コメンテイターからの、海外の同様の政策と比較して、ドイツは9年なのに日本はどうして13年なのかと言う素朴な疑問がありました。

それに対しての答えは、次のようなものでした。

ドイツなどより日本車は耐久性がよく、平均11年くらい乗る人が多い。
従って、そのような車の買い替えを狙って13年にした。

この答えを聞いて質問した人はなんとなく納得していましたが、私は納得しましたと言いたいのですが、かえって心配になりました。

実際の経済のことを分かって政策を考えていないのではないか。
学者(当然にすべての学者のことではありません)ではありませんが、統計の数字そのままで、統計の裏にある事情を理解していないのではないかと思ったのです。

どうして心配になったか。

私の考えは次の通りです。

おそらく、この政策を考えた人はドイツなどの政策を参考にしたと思います。(ドイツでは車の売上が増えています)

ですから、実際の使用年数を基準に考えたのでしょう。

私が思うに、ドイツなどは新車を買ってから次の車を買うまで乗りつぶすので9年としたのではないかと思うのです。

そうすると、使用年数を基準に考えれば新車への買い替えを促すことができます。

しかし、日本はどうでしょうか。

私が知っているのは、大きく分けて新車を買ってから2〜3年で買い換える人と、最初から中古車しか買わない(買えないという人も多くいます)人です。(新車を買って乗りつぶす人もいます)

2〜3年で買い換える人は、当然に今乗っている車を下取りに出しますから、一番高く売れる時期を考えているのです。

そして、今まで2〜3年で車を買い換えていた人達が、経済情勢の悪化に伴い買い替えを控えています。

そういう人達に買い替えして欲しいのなら、乗用車の法定耐用年数である6年経過した車を対象にすべきです。

恐らく、13年以上経過した車に乗っている人の多くは、最初から中古車しか買わない人が多いと思っています。

また、手続きが大変だと言う質問に対して、手続きはディーラーが行うから心配ないという返事でした。

ディーラーの優秀な営業マンは顧客リストを持っていますが、今まで2〜3年で新車に乗り換えた人達がそのまま乗っていることも多いと思います。

今回の内容を聞いて、経過年数が13年以上の安い車を探し、一度買い取ってもらい、それからエコカーに買い換えたことにして車を売るのではないかと思いました。

敏腕営業マンはそれぐらいのことは考えます。

その結果、13年以上経過した車が売れるのではないかと思いました。

もし、そうであれば効果は半減です。(私は国内製造業への影響を考えても、車が売れた方がいいと思っています)

借金をして今回の追加の経済対策を行うのですから、費用対効果を十分に考えて欲しいのです。

いつも、このブログで書きますが戦略が大切だと思っています。

私は、日本の復活を信じています。

この経済不況をオールジャパンで乗り越えましょう。

そのためにみんなで知恵を出しましょう。

「がんばれ日本」

日本の元気は、中小企業、地方の活性化から!

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posted by 森 大志 at 11:10 | Comment(4) | TrackBack(3) | がんばれ日本