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2008年12月16日

家電量販店の生き残り競争が激化しています

12月13日の日本経済新聞によりますと、『家電量販店大手のベスト電器は十二月末、子会社のさくらや(東京・新宿)が運営する新宿西口駅前店(同)を閉鎖する。同店は売上高でさくらやの最大店舗だが、近隣の大手量販店との競争で収益力が落ち込み、閉鎖が避けられないと判断した。消費低迷が深刻化するなか、家電量販店の生き残り競争が激しくなっている。』

記事によりますと、新宿西口駅前店は二000年十二月に開設されたのですが、新宿駅周辺はもともとヨドバシカメラの本店がある場所で、ビックカメラも進出しています。

そんな競合店がある場所にさくらやは進出したのですが、進出当初から、私はどうして進出したか疑問でした。
ヨドバシカメラやビックカメラに勝てないと思ったからです。

家電量販店で販売している商品は、家電メーカーが製造したもので、量販店独自の仕様のものもありますが基本的に同じものです。

そうすると、他店と差別化するのが値段だけになります。

同じメーカーの同じ商品を売っているわけですから、最終的には安く売っている店が勝ちます。

故障しても、メーカーのサービスセンターが充実していますから、やはり値段が勝負なのです。

いま元気なユニクロやニトリは自社で企画した独自商品を販売していますので、他社とは違う商品です。

そこが、家電量販店との違いです。

家電量販店で売っている商品のうち、携帯電話、薄型テレビ(液晶テレビ、プラズマテレビ)、デジタルカメラなどの売上が落ち込んでいます。

携帯電話は販売方法の変更により、携帯電話本体を安く売らなくなったことが影響し、薄型テレビは北京五輪の盛り上がりが少なく、売上が予定より伸びなかったようです。

そして、デジタルカメラは携帯電話のカメラの性能がよくなったことと、需要が一巡したことも影響しているようです。

いままで売れ筋商品だったものが売れなのですから、値引き競争になっていて、32型の液晶テレビが8万円台で売られています。

同様な競争はアメリカでもあり、結局ウォルマートなどの安売り大手が勝ちました。

同じ流れが日本でも起きているのです。

これから、生き残りをかけた最後の販売競争が激化し、業界の再編が進みそうです。

また、強烈な販売競争は家電メーカーの収益にも影響を与え、ソニー、東芝などの業績回復が遅れるかもしれません。

いずれにしても、どの量販店が勝ち残るか目が離せないのです。

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posted by 森 大志 at 08:48 | Comment(0) | TrackBack(5) | 新聞雑誌の記事から