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2008年12月10日

責任共有制度の一時凍結を!

信用保証協会の保証制度のおかげで、私たち中小企業は資金繰り難から解放されました。

借入の担保、保証人に困らない人は、ごく少数ですので本当にありがたい制度です。

この信用保証協会の保証割合が昨年の10月から、原則として貸出銀行20%、信用保証協会80%になりました。

これを責任共有制度と呼んでいますが、この制度の導入の時期が悪いことは、このブログでも記事にしました。
(税理士森大志のひとりごと『私は心配しています「信用保証制度の改正」』参照)

このころは、景気が比較的良いと言われていましたが、外需に支えられた自動車産業を中心とする製造業の業績が良かったからです。

しかし、中小企業の多いサービス業などの業績は良くありませんでした。
内需が落ち込んでいましたから、国内景気はいまいちだったのです。

現に、中小企業の7割は赤字決算と言われています。

そんな中、信用保証制度の改正をしたのです。

改正をする前数年間は、信用保証協会の代位弁済も減少しており、
この機会に銀行に責任を少しでも持ってほしいと導入したと思っています。

その気持ちは分かるのですが、昨年の10月というのは、ちょうど
景気が悪くなってきた時です。

私がこのブログを始めたのは、昨年の8月30日からですが、それはこのままでは中小企業の倒産が増えて大変なことになるという、危機感からです。

そして、私が心配したことが現実になっています。

中小企業の多くは赤字決算ですから、保証協会の保証が100%でないと銀行は融資に慎重になります。

中小企業の多くは、すでに借入しており、その返済をしていますが、儲かっていない場合、返済している分だけ資金繰りが厳しくなります。

ほとんどの中小企業が返済が終わると、次の借入をしています。

いわゆる借換えをして、資金繰りしているのです。

ですから、責任共有制度の導入をしてから銀行の貸し渋りが問題になり、それに伴って中小企業の倒産が増え、信用保証協会の代位弁済も増えているのです。

信用保証協会の代位弁済を減らそうと、責任共有制度を導入したのですが、実際は倒産が増加して代位弁済が増えたのです。

ここ何日かのニュースを聞いても、景気の良い話はなく、ますます景気が悪くなる話ばかりです。

急激な売上の減少は、一企業の力ではどうすることもできません。

この際、景気が回復するまでは責任共有制度の凍結をして、中小企業の資金繰りを助けることが必要だと思います。

思い切った政策をできるだけ早くお願いいたします。

会社経営は大変です、「がんばれ社長」、応援いたします。

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posted by 森 大志 at 09:12 | Comment(0) | TrackBack(1) | がんばれ社長