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2008年12月03日

資源ごみリサイクルシステムが危ない

今日の日本経済新聞によりますと、鉄スクラップ、古紙価格の暴落によりリサイクル業界が大変なことになっています。

『古紙も中国での需要減を受けて輸出価格が急落。国内の紙需要も減少し始めた。「行き場がなくなった古紙が一気に増えて、乱売になれば、体力のない問屋は厳しい状況に追い込まれる」』

問屋がつぶれて古紙の回収が滞れば、古紙は資源からただのゴミになります。
そうなれば、その処分費用など多額の経費がかかりますし、処分場の問題(どこもいっぱいで次の場所を探しています)もあります。

記事にはありませんでしたが、ペットボトルのリサイクルもうまくいかなくなっています。

私は、前からこの問題を心配していました。

このブログの7月9日には、『ゴミか資源か「リサイクルを考える」』という記事を書いています。

昨日、東京ではテレビ東京で放映された『ガイアの夜明けSP「ゴミがカネに変わる」』を見ました。

昔はゴミとして捨てられていたペットボトルや古紙が、今では再生利用されているのですが、そのペットボトルや古紙が中国に輸出されていると言う内容でした。

不思議なことに、日本国内の資源ゴミ回収業者が買う価格(国内で再生利用)より中国に輸出する価格(中国で再生利用)の方が高いのです。
いわゆる買い負けしているのです。

一昔前のことを考えると隔世の感があります。

昔は、日本国内で在庫が増えると安値で輸出していたものです。
しかし、今は違います。

日本国内の在庫がないにも関わらず輸出しています。
高く売れるのですから、当然です。

この問題はゴミの処分と密接にかかわっていますので、長期的な視点で考えなければいけません。

このままの状態が長く続くと、日本国内の再生業者はやっていけなくなります。
その結果、廃業に追い込まれることになります。

将来、中国で資源ゴミがいらなくなったとすると、資源ゴミはすべてゴミとして処理するしかないのです。
そうなると、ごみ処分場がいっぱいになり、どうすることもできなくなります。

その時に、対策を考えても手遅れになります。

今一度、みんなで考えなければいけないと思います。


資源のない国日本。

資源ゴミを再生して利用するのは、国策として考えなければいけないと思います。

その場合、国内で循環するシステムを考えないと今回のような問題が起きるのは明らかです。

特にプラスチック製品は、再生を考えた製品開発をしないと再生できません。(種類の違うものは一緒に再生できないので)

景気対策はまったなしですので、目先の政策をどんどん行い、リサイクルの問題は、目先だけでなく、国益を考えた長期的な政策
が必要だと思います。

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posted by 森 大志 at 11:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞雑誌の記事から