記事を検索しやすいように目次作成しました。記事目次(←をクリックしてください。) 税理士森大志のマスコミ掲載・執筆・ありがとうございました。

2008年03月25日

新銀行東京問題の底流2

先日、滝野川信用金庫(東京)に信用金庫の中央機関である信金中央金庫が、200億円規模の資本注入を行うという新聞記事を目にしました。

これは、滝野川信用金庫が資金運用で利益を上げようと債券で運用していましたが、アメリカのサブプライム住宅ローン問題により、債券価格が暴落した影響によるものです。

その理由として、「信金業界は、地域経済の景気回復の遅れを背景に、信金の主な取引先である中小企業向けの貸し出しが金融機関同士の競争激化で伸び悩んでいる。」(産経新聞)と言われています。

ただ、私はそれだけではないと思っています。

中小零細企業の業績が予想以上に悪くなり、貸出イコール貸倒の発生ということを恐れ、貸出しを絞っているのが現実です。

現実に、ある企業に貸出しを断った銀行が、私に顧問先を紹介して下さいと言いました。
その銀行は本当は貸出しをしたいのだと思います。

しかし、安心して貸出しできる会社がないので選別しているのです。

企業業績が悪くて融資を申し込んだ会社には、貸出しを断り、業績の良い会社にはお金を借りてくださいと言うのが現実なのです。

新銀行東京問題の底流には、中小零細企業の業績悪化問題があるのです。

まして、滝野川信用金庫は新銀行東京と同じ、東京都にある会社を融資先としている信用金庫です。

いかに、中小企業が業績悪化で苦しんでいるか、おわかりいただけたでしょうか。

そして、今までは輸出(外需)関連は比較的業績の良い会社も多くありましたが、今回の急激な円高でそれも分かりません。

中小企業の業績を注意深く見守る必要があると思います。

続きます。

(お願い)
励みになりますので、
人気ブログランキング」(←ここです。)をクリックしていただけると幸いです。人気ブログランキングのページへ行きますと当ブログにポイントが付きます。
また、税理士森大志が書いていますリンク集「税理士森大志の税の考え方」及び「税理士森大志の時代の流れを読む」も併せて読んでいただけると幸いです。
クリックすると、そのページに行きます。

このブログは、東京都豊島区から発信しています。
お問い合わせは、事務所mori@morikeieizeimu-c.net
までお気軽に!


posted by 森 大志 at 09:14 | Comment(2) | TrackBack(3) | 新聞雑誌の記事から