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2007年09月20日

中村勘三郎脱税事件の深層1

「それはイエローカードです」

今回の中村勘三郎さんの脱税事件の内容を税理士の立場で分析したいと思います。
芸能関係の顧問先の会社もありますので、多少この業界のことは詳しいと自負しています。
業界のことを理解していないと、たとえ税理士でも判断を誤ります。

皆さんは脱税と言うと税金をごまかしたのだから、ごまかした分どこかにお金を隠していると思っていると思います。
きっと、勘三郎さんも同様に隠しているに違いないと思っていると思われます。

ですから、脱税して税金を誤魔化しているのに、勘三郎は態度が悪いと、誰もが思ったと思います。

もし、私が税理士でなく勘三郎さんと同じ立場であったら、同様に怒ったと思います。
そして、税理士に依頼しているのになぜなんだと叫んだかも知れません。
確かに、税理士も人間ですから間違いを起こすこともあります。
この、私も間違ったことがあります。
ただ、今回のこの件は、防ぐことが出来たかも知れないのです。

もう一度その内容を確認しますと、
東京国税局の税務調査で「7000万円の申告漏れ、2000万円の所得隠し」を指摘され、修正申告したそうです。
その内容は、多額の祝儀を申告していなかったり、架空経費(人件費)を計上したと言われています。

歌舞伎の襲名披露について考えますと、日本各地に襲名の挨拶に回るわけです。
そうすると、当然のようにご祝儀を頂くのですが、これが、高額なのです。
なんと、勘三郎さんは億単位でした。
ですから、「たくさんご祝儀をもらえていいな」だから「脱税はもってのほかだ」、「自分は年金暮らしなのに許せない」となるのです。

しかし、襲名披露と言うのは何十年に一度と言うように、一大事業であり大変な準備が必要なのです。
当然に、大勢の人が関わりますし、収入も多いが経費もかかるのです。
恐らく私の予想では収入も多いが手残りは以外に少ないと思います。

中村勘三郎さんは「レッドカードではなく、イエローカードです。」

(続きます)

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posted by 森 大志 at 08:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | それはイエローカードです