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2007年09月18日

中村勘三郎脱税事件の表層1

「それはイエローカードです」

中村勘三郎さんと言えば、誰もが知っているように、日本を代表する歌舞伎役者の一人であり、歌舞伎界にとっても大切な人であるのは誰もが認めるところです。

そして、私も前から中村勘三郎さんの芸能活動を評価し応援している一人です。

その活動は皆さんもご存知だと思いますが、私はその中でも平成中村座の活動を高く評価しています。

歌舞伎座を始めとして、通常の定期公演だけをしていれば何も困ることはないのですが、それにあきたらず歌舞伎をなんとかしたいと立ち上がったのです。

遠く江戸時代、歌舞伎は娯楽の王様でした。
それが、今は人間国宝が選ばれるように国から保護を受けています。
第二次大戦後、歌舞伎は消滅の危機を迎えたこともあります。

このままではいけないと立ち上がったのです。

歌舞伎ファンの底辺を広げようと、高校生相手の歌舞伎教室にも参加していました。
そして、平成中村座に進化したのです。

今話題の、大相撲「朝青龍」の問題は、巡業をさぼったのが発端でした。
今は年六場所ですが、その場所が開かれない所を巡業で回るのです。
相撲ファンの底辺拡大の役割を果たしているのです。
その、巡業をさぼったのです。

平成中村座も同様です。
定期公演を見に行けない人のために、こちらから行くのです。
小屋を立て、そこで公演を行うのです。
定期公演の場所であれば、舞台装置などが完備されていますが、それもありません。
大道具、小道具さんを始めとする裏方さんの苦労も大変です。
私の計算では、平成中村座公演だけでは利益はでないと思います。
それでも、平成中村座を始め続けているのです。

今年も二度目のアメリカ公演を行いました。
これは大変なことですが、その内容がすごいのです。
せりふは全部英語ですので、忙しい仕事の合間を縫って特訓を受けたのは当然です。
一度目の公演では、せりふを英語でしゃべるのが精一杯だったと思います。

ここからが勘三郎さんのすごいところです。

なんと、今回は一度目の反省にたって、どうしたらアメリカ人の観客に受けるか考え、英語のジョークを勉強しせりふに取り入れたのです。
普通に、ニュースを聞いただけですと、「中村勘三郎二度目のアメリカ公演」というだけで終わってしまいます。
しかし、このように歌舞伎界のリーダーの一人としてリーダーシップをとり、人の何倍いや何十倍も努力しているのです。

今、安倍首相のリーダーシップが問題となっていますが、本当のリーダーとはこういうものではないでしょうか。
本当に頭が下がります。

物事の本質を見る、これは社長にとっても、私たち税理士にとっても大切なことです。
同じ事柄を見て、本質を見ることができるかできないかで、その判断が違ってくるのです。
時には正反対の判断をしてしまうのです。

私たち税理士も顧問先の方々から様々な相談をされますが、物事の本質を理解しないと適切なアドバイスができません。
そのために勉強するのです。

このように、良い仕事をしている中村勘三郎さんが、今回脱税問題をおこしたのです。
次回、新聞記事、ブログ記事等を紹介しますが、その内容は厳しく、勘三郎さんを全否定するものも多くありました。
今回の件は良いことではありませんが、決して「レッドカード」ではなく、
これは「イエローカード」です。

(続きます)

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posted by 森 大志 at 08:35 | Comment(0) | TrackBack(1) | それはイエローカードです